【東進】林修の東大現代文を受けていた感想 センスに頼らない体系的解法で得点が安定した。

大学受験

私は東大特進コースで林修先生の現代文の授業を受けていました。

生の対面の授業でなく、映像授業でした。本当は東京の会場に行って生の授業を受けたかったです。遠くに住む受験生でも授業を受けられてのはとても助かりました。

気になる人も多いであろう林修先生の授業の感想を書いてみたいと思います。

一言で言うと、考え方がわかって安定感がました、でしょうか。

私は、本番で古文漢文があまりうまくいかなくて、おそらく現代文で25点以上取れていたと思っています。もともと現代文が苦手だったので、どう考えても林先生のおかげです。

受講を迷っている人や現代文の勉強法のわからない人に読んでもらえると幸いです。

林修先生 プロフィール

現代文予備校講師(東進) マルチタレント(ワタナベエンターテイメント)

出演番組 ネプリーグ,グッド!モーニンング,林修の今でしょ!講座,ナゴヤでしょ!,林先生が驚く初耳学!,週末はウマでしょ!,,,etc

名言 「いつやるか?今でしょ!!」

学歴 東海高校卒 東大法学部卒

出演番組は「○○でしょ!!」というタイトルが多いですね

どんな授業だったか

東大現代文で問われる内容要約と論理整理

現代文の勉強を始めるまで、東大の現代文でなにが問われているのかなんて全く知りませんでした。

師曰く、東大現代文が求めるのはある範囲の内容要約論理整理だと。

言い換えると、本文の論理関係を保存しつつ要求に応じて整理する能力です。

この能力の前提にあるのは、文章を構造的に把握する力です。

さらに、東大現代文の問題の特徴として、1つの問題がある範囲の内容の理解や整理を担当して、全部の問題を通して本文の内容を余すことなく問うようになっています。

だから、その設問が担当している範囲を策定することが大事です。

思い返すと、高校の古典の先生も、

「東大古典は各門がある範囲を担当して全部の問題で本文を余すことなく聞いている」

と言っていた気がします。東大の教授が作問するとそうなるものなのでしょうか。

いずれにせよ、内容要約論理整理が問われているということを知れたのは林先生のおかげでした。

等価問題と因果問題

「どういうことか」の等価問題は、傍線部を分解して一つ一つ言い換えて、傍線部の表現は残さない。傍線部内の因果関係を反映させて、指示語は内容を明示する。

「なぜか」の因果問題、解答→だから→傍線部、という論理関係を目指す

こんなことは言われてみると当たり前ですが、意識しないとなかなかできいないものです。

問題の種類に応じて目指すべきゴールを示してくれました。

年間の授業を通して、重要なこととして強調していたので、本番でも意識できました。

同じ解答手順で、感覚に頼らない解き方

よく、現代文はセンス、と言われますが、そういう人は感覚的に問題を解いているのでしょう。

林先生は、感覚的で曖昧な解き方ではなく、再現性のある解き方を分かりやすく言語化してくれました。

傍線部の徹底分析→傍線部の位置と前後の論理関係を確認→解答のフレームの決定→根拠拾い  

これが基本的な解き方です。

等価問題にせよ因果問題にせよ傍線部が大事なので、傍線部を分析します。線で分けたりして要素に分解します。

先ほど確認したように東大現代文は各門がある範囲を担当しているので、担当している範囲を考えます。そのために傍線部の位置とその前後の論理関係を確認します。

解答を作っているうちに着地点がわからなくなるので、先に解答の大枠を決めます。つまり解答の最後の述語部分などを決めます。

最後に、担当している範囲の中から細かい要素を拾います。対比なども意識します。

このように、どんな作業をすれば良いのかを明示してくれて、感覚に頼らずに頭で考えながら回答を作れるようになりました。

感覚的に解くのでなくいつも同じ手順で解くと、安定感が上がりました。

ただ、この方法を真似しろというのではなく、自分の中でいいやり方があるのならそれで構わない、と言っていたのが印象的でした。

7色のマーカー

林先生は解答の根拠に蛍光ペンで色をつけます。

指示語やディスコースマーカーには黄色

解答の根拠は要素ごとに ピンク→オレンジ→緑→青→紫→茶色 の順に色をつけます。

解答の要素がわかりやすかったです

私も林先生の真似をして、授業を受けながらいなじように色で線を引くのが楽しかったです。

紫の蛍光ペンはピンクと青を調合すればいいのですが、茶色の調合には苦戦しました。

共通テスト対策 選択肢を見ずに記述

共通テスト対策というのか、共通テストを使った記述の勉強なのか分かりませんが、選択肢を見ないで記述問題として共通テストを使うという勉強法を紹介していました。

めっちゃいいじゃん!と思ったのですが、なぜか一度もやらないで受験を終えました。

気になった方はやってみてはいかがでしょう。

選び抜かれたスタッフが添削してくれた

東大特進コースで東大現代文を受講すると、東大生のスタッフが添削をしてくれます。

最初の点数はひどかったのですが、添削するたびに点数が上がっていくのが楽しかったです。

理系の問題で、40点中30点を超えることもありました。本番でこんなに取れることがあるんだろうか、と思いながらもとても嬉しかったです。

他予備校の解答を理由をつけて痛快に批判

林先生は解説して答えを提示した後に、他の予備校の解答を参考解答として提示します。

その時に他予備校の解答を痛烈に批判します。しかも納得できる理由をつけて。

実際に、予備校の解答と比べると違いがあります。場合によっては林先生が「してはいけないミス」と呼ぶようなミスをしている解答まであります。

予備校によって解答が少しずつ違うと、一人の受験生としては何を信じて良いのかがわからなくなります。他の科目に比べて、国語は答えが定まりにくく、受験生が何が正しいのかを判断するのは難しいです。

自分の人気を出すために、他の講師を批判して「自分が正しいんだ」と言う講師がいると言うことも考えられます。

何を信じていいかわからない中で、私は林先生の言っている事を信じてみました。

まず一つには、林先生の考え方に納得できたから。明確な根拠をもとに他予備校を批判していて、その通りだなと思えたから。

もう一つは、林先生が長年東大特進コースを担当する中で、優秀な生徒を多くみていると思ったからです。東京大阪名古屋の会場で多くの受験生に指導し、その中には入試でずば抜けた得点をとる優秀な受験生もいたでしょう。東大の教授が高得点をつけた生徒の再現答案と開示得点を大量に蓄積し分析していることを考えると、さまざまな解答の中から林先生のを信じてみるのがいいように思えました。

東大の合格体験記を読んでみると、林先生の現代文がよかったと言う声が多くあるので、受験生には受講してみることを強くお勧めします。

文章の著者にまで批判

批判は他予備校にとどまらず、文章の著者にまで及びます。

この人は、書き方が下手だとか、言葉遣いがいい加減だとか。

そんな中で、林先生は村上洋一郎氏のことを絶賛していました。

東大時代に村上先生の講義を受けたそうで、文章の書き方を絶賛していました。

よくわからない自分も、「これがいい文章なのか、ほーん」と思っていましたが、講義受けるなり本読んでみるなりしようかな、と思います。

まとめ

私は、林修先生の授業を受けて現代文の考え方がわかるようになりました。

受験生にぜひお勧めです!!

特に、なんとなく解いていて得点が安定しない受験生は受けると、得点を安定させることができます!!

気になった方は、無料で体験授業を受けてみてください!!

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