【独断】東大合格に使った参考書紹介(数学編) 良かったのと悪かったのを正直に話す

参考書

受験生時、参考書が結構好きでしょっちゅう本屋さんに見に行っていました。

そんな私が東大合格するのに使った数学の参考書を紹介します。

よかった参考書、悪かった参考書を素直に書いていきたいと思います。

気になった参考書があったら、ぜひリンクから飛んで買ってみてください!!

S A B Cでランク付けしようと思います。Sランクに関してはとてもおすすめできます。

参考書だけでなく、受けていた授業の感想なども書いていきます。

筆者は東大入試本番で合格者平均点+数点くらい取れました。

数学が得意でもないし苦手でもない普通の東大受験しでしょうか。普通の受験生に比べれば数学が大得意だけど、冠模試の結果などからいうと東大受験生のんかではやや苦手だったかもしれないです。

参考書紹介

FocusGold (B)

学校で配られて、定期考査の勉強等に使っていました。

青チャートやFocusGoldのような網羅系参考書をしっかりやりこめば実力がつくんだろうな、と思っていましたが、怠惰で他の参考書に目移りしてしまう性格が原因で、何周もやり込むことはできませんでした。

東大に入ってから、こればっかりやりこんで数強になったという友達もいたので、やりこめれば効果絶大なのでしょう

プラチカ1A2B(文系) (B)

高三の春くらいに、FocusGoldは飽きてしまうし、ちょっと難しくて演習をつめる参考書ほしいな、と思って買いました。

プラチカの1A2Bには理系と文系があるのですが、なぜか理系よりも文系の方が難しいらしいので、理系選択ですが文系のプラチカを購入しました。

半分くらいやったところで飽きてしまいました。

苦手だった整数との部分は何回もやった記憶があります。

上級問題精講Ⅲ (B)

1A2Bの演習はFocusGoldやプラチカで詰めていましたが、数学Ⅲの演習はなかなか詰めていませんでした。

受験生というものは背伸びをして難しい参考書に手を出したくなるもので、例に漏れず私も難しい上問の手を出しました。

解けない問題が多かったのですが、あれこれ考える練習にはなったのかなと思います。

見た目がカッコよくて気に入ってました。

新数学演習 (A~B)

夏の冠模試で数学が振るわず、数学ばっかり勉強している時に、難しい問題もやっておこうということで買いました。

上問よりも解ける問題が少し多かったように感じます。

ただ、効果があったのかはよくわからないし、もしかしたら背伸びったのかもしれないな、と感じます、

鉄緑会 東大数学問題集 (SS)

共通テストが終わってからの直前の演習期にお世話になりました。

時間を測って本番さながらに演習するのですが、他の過去問の解説よりも役に立ちました。

解答が示されているだけでなく、採点基準や配点、取れるべき問題と取れなくても良い問題、試験本番にどんな風に考えるべきか、などが載っていて、直前に点数を取るための演習にとても役立ちました。

見た目も赤本よりカッコいいですし。

東大受験生は絶対に買うべきです!

ちょっとお高いですが、合格できるのなら誤差の範囲です。

受けてた授業紹介

東進 青木順二先生の講座 (S)

東大特進コースで、青木先生の講座を受けていました。

東大数学に頻出の軌跡領域や存在条件などを理解するにはもってこいです。

コーラを売ってる自販機だとか、マスクをつけた生徒だとかの独特な例えで理解しやすくしてくれていました。

数学でとても重要だけれどもなかなか授業で扱われることのない必要条件や十分条件と同値性について詳しく教えてくださいました。

答案の書き方も教えてくださいました。

参考書には解答は載っていますが、実際にどんなことを考えてその答案ができたのかなどは教えてくれません。

青木先生はそこも詳しく解説してくれて、自学では得られない学びになりました。

駿台 雲孝夫先生の選抜数学Ⅲ (S)

駿台でこの講座だけ受けていました。

東大理系で毎年出題される微分積分について演習を積めました。

苦手だった極限も、試験本番で授業で扱った問題を思い出しながら得点できました。試験前日に見た授業プリントと似た内容だったのでびっくりしました。

過去問演習でも微分積分で点数が取れるようになって、自信につながりました。

雲孝夫先生の最大の特徴は、「実験と検算」です。

「検算で、一度それかけた運命を自分の手で手繰り寄せるんや!」みたいなことを言いながら、検算の重要性を強調していて、計算ミスをせずに解ける問題を解き切るという意識を持てました。合格点を取るためにはこの意識がとても大事です。

点数がぶれやすい数学で、実力を出し切って得点を安定化させるための試験時間の使い方を教えてくださいました。

検算と時間の使い方について知り、本番の数学で大ゴケせずに済んだのは、この講座のおかげでしかありません。

まとめ

東大合格に使った参考書と、受けて授業についてでした。

振り返ってみると、鉄緑会の過去問がSSだった以外に、参考書が役立ったのかどうかについては正直よくわかりませんでした。

一方、受けていた2つの授業は両方ともSで、理解が深まっているのが意案じられて、本番で合格点を取るのに役立ったと断言できます。

参考書を使って一人で勉強してるだけでは気づけないことを、授業で教えてくれている感じでした。

数学がとても得意なら自力でなんとかなるかもしれませんが、そうでない多くの受験生は理解している人に気付けないことを教えてもらうのが近道です。

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