【独断】東大合格に使った参考書紹介（英語編）　良かったのと悪かったのを正直に話す

受験生時、参考書が結構好きでしょっちゅう本屋さんに見に行っていました。

そんな私が東大合格するのに使った参考書を紹介します。

よかった参考書、悪かった参考書を素直に書いていきたいと思います。

気になった参考書があったら、ぜひリンクから飛んで買ってみてください！！

S A B Cでランク付けしようと思います。Sランクに関してはとてもおすすめできます。

英語編

単語帳

出る順パス単準一級　(B)

初めてやり込んだ単語帳です。中三の時に、友達が

「中学のうちに英検準１級取れたらすごくね？」

と言ってきて、どっちが早く単語を覚えられるか競っていました。良き思い出

載っている単語は大学受験に必要のない単語も多かったように感じますが、大学受験に必要な単語の多くが載っていて、受験勉強として他の単語帳をやるときに負担を減らせました。

ジャンル分けとかはされていなくて、関連のない単語が羅列されている感じです。単純に暗記するのを楽しんでいました。

ターゲット1900　(B)

パス単の次にやった単語帳です。受験を意識して高校２年の時にやっていました。

パス単のおかげで知っている単語が多かったので、復習して穴を埋める感じに使いました。ポケットに入れて隙間時間で暗記していました。

ターゲット1900R (S)

学校で配られた単語帳でした。この単語帳は生徒からの評判が悪かったように感じますが、私はとても気に入っていました。

Rがついていて無印と何が違うかというと、そのページの単語を使った文章が載っています。

この文章は、英文解釈の勉強を結構勉強しないと読解できないくらい難しい気がします。

私は文章を使って、英文和訳の練習、文章の流れを抑える長文読解の練習、リスニングの練習、単語の使い方やイメージを覚えるなどの勉強をしていました。何度もリスニングして内容を覚えてしまっていました。

単語帳らしくない使いかたをしていましたが、英語力をつけるのにとても役立ったと思います。

鉄壁　(S)

多くの受験生が買うべきです。

高2の秋くらいに買いました。この単語帳はパス単やターゲット1900とが関連のない単語を羅列しているのと違って、意味的に関連性のある単語をジャンル分けして載せています。知っている単語が多かったですが、それらの単語を整理するのに役立ちました。細かな意味合いの違いなどの、訳語を暗記するだけでは得られない知識も得られました。

熟語等に関しては、パス単やターゲット1900を使っていっときには重視していませんでしたが、鉄壁を使って意識するようになりました。

前置詞や構文が大事なことに気づいて、重点的に暗記していました。この時の勉強が英作文に生きたので、英作文にも役立つ単語帳だったと言えるでしょう。　　

高2の元旦に、今年の目標として毎日鉄壁をやると決めて、夏休みの前くらいまで１日もかかさずに毎日やりこんでました。１日やらなかった日があり習慣が崩れてしまい、全くやらなくなってしまいました。

丸暗記する独自の技術も身につけました。

英文法

UPGRADE (A)

学校で配られて、定期試験の時とかに試験範囲として出されていました。周りの友達は、この参考書はよくない、とか言っていましたが、個人的にはとても良かったと思います。何度もやりこんでいました。やり込むと答えを覚えてしまいますが、そんな時は、覚えなければいけない文法知識を答えと一緒に思い出すのが良いと思います。

リュックの中でお茶をこぼしたときに犠牲になってしまい、UPGRADEへのやる気がなくなってしまいましたが、濡らしてしまった悔しさ？を乗り越えてやり込んだ結果、お茶のシミに愛着を持てるようになりました。

英文解釈

ポレポレ　(B)

人生で初めて英文解釈を勉強したのはこの参考書でした。３周くらいやったのですが、初めて英文解釈を勉強したということもあってか、1周目は何にも理解してなかったじゃん、となることが多かったです。

表紙がキリンの柄だったり、ポレポレがスワヒリ語でゆっくりという意味だったり、、、懐かしいですね。

英文解釈の技術100　(S)

多くの人が使うべきだと思います。

英文解釈について勉強する２冊目としてこの本を使いました。ポレポレとおんなじ分が載っていたりしました。

章ごとに、例文から学ぶべきことが分かりやすくて、ポレポレよりも気に入りました。気に入ってやり込みまくった結果、例文を覚えてしまうくらいでした。

解答として載っている日本語訳を見て、傍線部以外の訳し方を学ぶこともできました。

英文解釈の勉強には、スタサプ絵を併用すると独学よりも断然効果的です。

京大入試に学ぶ英語難構文の真髄　(S)

題名がカッコ良すぎて買ってしまいました。銀色でかっこいいです。難易度は高めですが、相当おすすめです。

高３の秋頃に使っていました。見開き１ページごとに内容がまとまっていたので、電車とかの隙間時間に読むのにハマっていました。

この参考書を使っている人は友人一人を除いて見たことがありません。人と参考書がかぶるのが嫌な人にはとてもおすすめです。題名も見た目もとてもかっこいいいですし。

この参考書に出てくる文章はほぼ全て京都大学の過去問です。私は演習として京都大学の過去問を使っていたので、すでに知っている文章が多かったです。

それでも学びになることが多く、他の参考書や授業でかなり発展的な事項として紹介された内容が載っていたり、新しい知識を得られたりして楽しかったです。

英語要旨大意演習　(A)

この参考書は、英文解釈というよりも要約問題の参考書です。要約について扱っている参考書はあまりなく、要約の対策が必要な受験生におすすめです。

英文のレベルはやった参考書の中で最も高かった気がします。英語には結構自信があったのに、知らない文法知識や単語の使い方とかが紹介されていました。

要約問題の解き方を知ることができて役立ちました。

長文演習

英文標準問題精考　(B)

高3の秋くらいから使いました。毎日長文１つを読むことを目標にしていました。

今は不要なアクセント問題とか載っていました。

めっちゃ良かったかというとそんなことはない気がしますが、知らない単語が適度に入ったちょうどいい難易度の文章がたくさん載っていたので、演習の題材としては良かったと思います。

カバーを外すと銀一色でカッコよかったです。

英作文

ドラゴンイングリッシュ基本英文100 (S)

初めて英作文の勉強したのはこの参考書でした。英作文に関しては知らないことだらけだったので、丁寧に解説を読んで年度も年度も勉強しました。

問題と解答を覚えてしまうくらいの勢いでした。

デザインが綺麗で、問題ごとに理解するべき内容もわかりやすかったので、とてもやりやすかったです。

めちゃくちゃおすすめです。

面白いほど英作文が書けるようになる本　(A)

英作文の２冊目として取り組みました。ドラゴンイングリッシュと同じで竹岡先生が買いた参考書なので、相性が良くて勉強しやすかったです。おもえいって呼んでましたね。

ドラゴンイングリッシュはコンパクトですが、おもえいは大きくて重いので持ち運ぶのが相変ですね。

ただ内容は分かりやすくて、ドラゴンイングリッシュより詳細に解説されていてよかったです。

１冊目にドラゴンnイングリッシュ行って、２冊目におもえい、そしてドラゴンイングリッシュとおもえいの両方を見比べたりして理解を深めるのが、相乗効果で良かったです。

京大入試に学ぶ和文英訳の技術　(C)（見た目はSS）

京大入試に学ぶ英語難構文の真髄の姉妹本です。英語難構文の方がとても良かったので、英作文も買ってみました。題名がかっこいいのはもちろん、こちらは金色の参考書でとてもカッコよかったです。

ただ、内容はあまり気に入りませんでした。むずかしすぎたのと、時期的に英作文以外にもやることがあったので、やらなくなってしまいました。

見た目のかっこよさは一番だと思うので、かっこいい参考書が欲しい人にはとてもおすすめです。

リスニング

キムタツリスニング　(A)

赤色のベーシックとピンク色のスーパーをやりました。周りの東大志望が結構やっているからやって見たという感じです。繰り返し聴いていました。

おそらく効果があったと思いますが、本番はリスニングを失敗したので良くわからないです。

本番は大きな構堂で聞こえにくかったのと、全員が集中して空間から音が消えるというのに緊張しました。

反響してホワホワした感じの音に慣れておくのがいいのかなと思います。

TEDed B

電車でリスニングの勉強として聴いていました。YouTubeで無料で聴けるのでおすすめです。

ただ、勉強というよりは、内容が面白くて聴いていたという側面もあったと思います。

英語の字幕も日本語の字幕もあって、倍速で聞くこともできるので、是非有効活用してください。

鉄緑会リスニング　(A)

本番の直前になって、初見の音源で練習したくなって買いました。

直前一週間とかは、１日１セット聴いてました。下読みの時間とか、ABCの間隔に慣れたりしてました。

満点も結構取れるようになってリスニングには自信をもって臨んだはずですが、失敗して２０点でした。

いい教材だったことは確かなのでしょう。本番に近い環境で練習しましょう。