「高い予備校代を少しでも安く済ませたい!」
このような受験生も少なくないと思います。実際に私も授業料を安く済ませられる特待生になりたいと思っていました。
しかし特待生に関する情報は少なかったり、一部の予備校では情報を全く公開していなかったりして、予備校の特待制度について知ることは困難です。
私は、受験生時代駿台の特待(現役)で、東進の東大特進コースに特待生として所属、友人には河合塾の特待生が多くいました。
この記事では、各予備校の特待生制度をまとめ、さらに多くの人があまり知らない情報についても体験談等を交えながらまとめていきます。
この記事を読めば、特待生の難易度やレベル、条件の厳しくない狙い目の制度を知ることができます 。
特待生制度とその目的
成績優秀な生徒に授業料の一部または全部の免除をする制度です。
優秀な生徒を囲い込んで合格実績を上げるのが主な目的です。
大半の生徒は授業料を払っているのに、、、
本来予備校というのは成績の良くない生徒が通って学力を上げるためにある。
しかし予備校は成績のよい生徒を特待生として、予備校に入れたがっている。
成績の良い生徒の方が難関大に受かる確率が高く、そういった生徒を囲い込んでおくことで、良い合格実績を叩き出すのが目的です。
いってしまえば、大半の生徒は学費を払わさせられて、一部の成績優秀な生徒は授業料を払わずに他人の授業料の恩恵を授かっているという不思議な状況が生まれています。
ちょっと不平等。。。
そんな特待生制度の条件やレベルを解説し、多くの人が得できる狙い目の制度を紹介します!
各予備校の特待生制度
東進
結論から言うと、東進の特待生制度が最も基準が低く、多くの人が使いこなすことのできる仕組みです。
東大特進コース(筆者も特待生として利用していました)
東大志望を対象とした授業が展開されている。
全国模試や東大模試の東大の判定を提出するとA判定で4科目分、B判定で3科目分・・・と言うように特待生として認定される。
東大本番レベル模試や全国統一高校生テストだとA判定で5科目分、B科目で4科目分・・・になる。
- 認定された科目数だけ授業が特待生料金で受講可。一流講師のハイレベルな授業を1500円の教材代くらいで受けれてしまう。(通常の東進生なら数十万取られてしまう。)
- 全国どこからでもオンデマンド視聴
- テレビによく出てる予備校講師をはじめとする一流の講師の生授業
- 講師本人や現役東大生による添削
- 数百名の現役合格者の有益な合格体験記(共通テストや二次試験の開示得点付き)
- 合格したら豪華な祝勝会に招待
私自身東大特進コースのおかげで東大に現役合格できた一面があります。
例えば何かの模試で東大D判定を出せば、特待生の料金で授業を受けられます。
他の予備校の制度で特待生になろうとすると東大A判定よりもうえの成績が必要なのに比べれば、基準が圧倒的に低いです。
オンデマンド視聴が可能なため、自分の好きな時に受けられるのが特にいいところです。
他の予備校であれば決められた時間にしか授業がないため、受けられない授業が発生したり、成長速度が頭打ちになったり、聞き逃したりしますが、
オンデマンドなら、授業を溜めといて集中的に学習したり、わかっていることは倍速で聞いたり、疲れたり考えたくなったら視聴を止めたりすることが可能です!
地方に住んでいて近くに大手予備校がない人でも利用することができます。
是非多くの人の利用してもらいたいです!
数学特待生
これは中3中2を対象に数学の先取りができる環境を提供しています。
通知表の数学が5段階中5または全国統一中学生テストで優秀な成績を収めることが条件です。
- 入学金が33,000→11,000
- 数学の授業料無料(通常90分×20コマで77,000)
- 模試代が無料
私が対象学年の時に知っていれば、絶対に申し込んで、数強になって受験で無双したかったです。
ただこの制度は対象の関係で大学受験生には関係ない場合が多いでしょう。
駿台
駿台の特待生の基準が最もきついような気がします。
浪人生向けの制度のみが公開されていますが、実は現役生向けの特待生制度も存在します。
浪人(入学時の認定や授業料免除)
スカラシップ生と言う名前で特待生制度がある。
学業成績や出席状況で選考され
- 授業料の2分の1
- 授業料の4分の1
- 入学金の2分の1
のいずれかがレベルに応じて授与されます。
これ以外にも冠模試等で優秀な成績を収めた生徒が浪人する時には、
- 認定コースの試験免除
- 学費の免除(数十万円ケースも)
のハガキが届く場合がある。
現役 (筆者も現役の特待生として通っていました)
現役生向けの特待生は公にはされていないが、確実に存在する。
おそらくは駿台全国模試の成績優秀者が対象である。
私の場合は、高二の時に駿台全国模試で良い成績(3科目で全国偏差値77)が取れて、高2から高3になるときに電話で案内された。
1授業分の授業料が1年間免除だった。(季節講習は対象外だった)
逆に高2の時に特待生で、高3になるときに特待生じゃなくなった友人もいる。
河合
浪人 (入学時の認定など)
スカラシップ生と言う名前で特待生制度がある。
学業成績と出席状況で選考され
- 奨学金5万円
- 校舎内での氏名の掲示
などがある。
こちらも駿台と同様に、冠模試等で優秀な成績を収めた生徒が浪人する時には、
- 認定コースの試験免除
- 学費の免除(数十万円ケースも)
のハガキが届く場合がある。
現役 (友人が特待生として通っていました)
こちらも駿台と同様に公にはされていないが、確実に存在します。
何人かの友人が特待生として授業料免除で通っていました。
おそらく全統模試の成績優秀者が対象であるようで、河合塾に通っていなくても電話で案内されたと言っていました。
特待生の友人はそこそこの数いたことから、基準は駿台より少し下であるように思われる。ただ、どちらもとても高い成績が必要なことに変わりはないです。
- 複数の授業の授業料が無料
- 模試代の返金
等があるようです。
まとめ:東大特進を積極的に利用しよう
以上で見てきたように、予備校には多くの特待生制度があります。
ないとされている現役生に対する特待も実は存在します。
ただ、多くの制度の認定基準はとてもとても高いです。
しかし、その中で多くの人が現実的に活用することができる仕組みが東大特進コースです。
多くに人の受験に役立つことを期待しています。
東大志望でもないひとは
東大特進コースは原則的に東大志望の生徒が所属できますが、東大志望でない人は使える特待生制度がないのでしょうか。
東大特進コース以外で、特待生になるのは、とても高い成績が必要で、多くの人にとっては難しいです。
特待生が無料で授業を受けているのに、自分は高い授業料を払わなければ、良い授業を受けれないのでしょうか。
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