【旅行記】バラナシ(インド)は非日常の異世界だった。

旅行記

2024年3月にインドのバラナシに行ってきました。ヒンズー教のお祭りであるホーリー祭を含めて、バラナシの旅行を記録しておきたいと思います。

羽田→インディラガンディ国際空港

飛行機でインドに近づくにつれて、空気が土埃っぽくなり青色→黄色へと変化しました。着陸して最初にDUSTYだなと感じました。他の言葉を考えても、煙いのではないし、濁っているでもなく、DUSTYが適している気がする。白くて黄色っぽい土埃が少し舞っているような空気だった。

On arrival visa を取得して入国

空港到着時にvisaを取得できるon arrival visaをとることにしました。入国審査のブースの一番奥へ進みます。

On arrival visaを取得できるのは日本韓国UAEの国籍の人だけで、おそらく同じ便に乗っていたであろう日本人グループ4組ぐらいがカウンターにいました。

英語は困らないレベルで話せると思っていたが、聞きなれないインドの訛りに苦戦

カウンターに向かって左にある支払いカウンターでビザ料金2000ルピーを支払いました。このときまだルピーに換金していなくて不安だったが、カードでの支払いを最初に求められたので、安心してカードを渡しました。

支払いを終えて、もう一度カウンターに並び、ビザを取得完了。       

ビザ取得におよそ4~50分かかりました。

SIMカードを取得してUber taxi を呼ぶ

その後、国際線の到着ゲートの目の前にあるAirtemでSIMカードをゲット。これにもまた4~50分かかった。SIMカードは500ルピー

SIMカードの設定を担当してくれたスタッフはめちゃくちゃ美人で可愛いインド人でした。奇跡的に仲良くなり連絡先を交換。とても嬉しかったです。

空港を出るなり、「タクシー?」と話しかけられまくります。野良のタクシーを使うのは怖いのでUber taxiを使いました。Uber taxi用の乗車スポットが空港を出て右に進み、横断歩道を渡った建物の中にあります。

空港から鉄道までの道は、小型乗用車がほとんどで、スズキの車が多かったです。車線を守るという意識はまったくなく、まるでマリオカートをやっているかのような自由ならライン取りでした。少しでも余裕があれば車と車の間に車をねじ込むような運転でした。クラクションが聞こえない瞬間はなく、とてもうるさかったです。

空港→ニューデリーの鉄道駅は40分で400ルピーでした。

17:50にインディラガンディ国際空港に着き、21:15にニューデリーレイルウェイステーションを出発する電車を予約しておきました。

入国、SIMカード購入、空港→駅の移動にかかる時間を考えると、ちょうどいい列車を予約したな、と自分に感心しました。これ以上早いと乗り遅れるリスクが高まり、これ以上遅いと無駄な待ち時間ができていたでしょう。空港→鉄道の駅の移動には3時間くらいがいいでしょう

鉄道でバラナシへ

Irctcを使ってAC1の等級の列車を予約しておきました。ニューデリー→バラナシ10時間50分の長旅で合計4200ルピー

 先頭の方からAC1、AC2…となっていました。AC1の車両に乗り込むのはいいものの、自分の部屋がどこかわからなかったのでスタッフに聞いて自分の部屋へ。AC1の部屋は二段ベットで寝具付き、一部屋に二つまたは四つのベットでした。

このとき、インターネットで事前に支払いを済ませているのにも関わらず、運賃の支払いを求められました。すでに支払ったことを伝えるも、QRを見せてきてQR決済を求められる。

勘違いかもしれないが、騙そうとしていたのかもしれない。どちらにせよ、事前に決済が済んでいることを強く伝えて、ようやくスタッフはその場を去ってくれました。

同じ部屋には、お父さんと娘で旅行しているインド人親子二人と、インド人大学生三人組がいました。大学生組は三人で一つのベッドを予約したようです。

そして定刻通りに出発。止まっている時は冷房が効かず暑く、本当にエアコン使えるのか??と疑っていました。しかし、出発すると冷房が効き始め快適な電車移動となりました。

大学生組の一人に話しかけられて軽く雑談。少し経つと、温かいインドのスイーツを分けてくれました。味は結構甘く、食感と口の中での風味があまり好きではなかったです。まずい、と思ったがもらったものを返すわけにもいかず、体が拒否して飲み込めないのを堪えて食べき理ました。

好意でおやつを分けてくれたのだから、なにかお返ししようと思いました。日本から持ってきていたスコーンバーベキュー味を上げることにして「これ食べる?」と聞くと、全員から「いらない」と言われてしまいました。

物をくれるくらいフレンドリーなのかと思いきや、お返しを断られて不思議な気分になりました。

電車で横になって寝る経験は今までありませんでした。かなり揺れていて、フワッとなることがあったり、左右に強く揺れたりして、ジェットコースターかのように感じました。寝付けるか心配でしたが、揺れに慣れるとゆっくりと休めました。

眠れそうだなというタイミングで体が痒くなりました。

多分蚊に刺されました。虫除けスプレーを持ってくれば良かったです。

インドにいる間、毎晩蚊に悩まされました。

定刻通りにバラナシに到着。かなり正確で意外です。

駅から出ると、「トゥクトゥク??」と声をかけられまくりました。本当に5秒に一回くらい。

ただ、相場がよくわからず、ぼったくられてしまうのも嫌だから、Uber taxiを利用。

バラナシはトゥクトゥクとバイクがほとんどでした。交差点に信号がないにもかかわらず、一回も事故を見なかったのが不思議です。ここでも、クラクションの音が聞こえない瞬間はここバラナシでもありません。

交差点を通る前と通っている時にクラクションを鳴らし続けることで、自分の存在を周囲に知らせているみたいです。

Uber taxi (トゥクトゥク)に乗ってガンジス川の近くのホテルまで向かいました。15分120ルピー

ホテルの近くは、赤っぽい建物が多く、サリーを売っている服屋さんだらけだった。牛がそこらへんに放置されててびっくりです。

火葬場 マニカルニカ・ガートへ

昼ごはんを食べて一休みしてから、ガンジス川に沿って歩いて火葬場「マニカルニカ・ガート」に行きました。

竹で作った担架に縛られた遺体が運ばれてきて、キャンプファイヤーのようにして火葬される。そうすると、輪廻から解脱できるらしい。

火葬場で悪意を持ったガイドに出会った。火葬場に着くなり話しかけられ、後でお金取られるんだろうなと警戒していたところ、「お金は取らないよ」と伝えられ、話を聞き続けてしまった。だんだん良くない状況になっていることをなんとなく感じながら、話を聞き続けました。

彼曰く、火葬に使う火種は3500年間たやさずに燃え続けている。火葬する場所が身分で分かれていて、下位身分は建物の外で、上位身分は高い建物の中で火葬する。街中で歩いていて貧富の差の大きさを感じたが、火葬場での説明をきいて身分が明確に存在していることを感じた。子供や動物は燃やさずに重りをつけて川に流すこと。胸の骨と腰の骨は一番燃えにくくて最後まで残ること。「実際に燃え切らずに残っている胸と腰はあれだよ」と教えてくれ、まだ火をつけて間も無くの遺体を見て「あれが右腕だよ」というふうに教えてくれました。

こんな感じで話を聞いていると、いきなりお金を回収するモードに変わり、ガイドの顔つきが変わります。

彼曰く、火葬に使う木は1キロ800ルピーして、下位身分には240キロ、上位身分には350キロの木が必要である、と。そして火葬場には貧しい人もいて、そういう人のために木の代金を寄付をしろ、と脅迫してきます。

お金を強要するための説明だったことを考えると、上記の内容はどこかが間違っているかもしれません。んーわからない。

寄付を強要されているのはよくわからなかった(寄付は強制でなく善意による)し、死者のための木をかう代金を貧しい人にあげるのも意味がわからないし、第一お金はいらないって最初に言われたから、「NO!」と強く言いました。

そのガイドにお金を渡しても貧しい人にお金が割るだけだから、貧しい人に直接渡すことを伝えても聞き入れてもらえません。要求する金額が高すぎるのもあってうんざり

しつこかったが無視して歩いて離れ、なんとか払わないで済みました。

火葬場という場所で「死」をネタにしてお金を巻き上げようとすることが信じられないと共に、そんな感覚もあるんだなと思いました。旅行に来るような自分と貧しい人との対比、そして目の前で燃える死体。この状況でお金を払わないことには少し罪悪感を感じないこともないですが、この罪悪感に漬け込んで高額を巻き上げようとする卑怯さを見下すような複雑な感情になりました。

一悶着あって、屋台のホットレモンティーでも飲んで一息つこうと思いました。がしかし、レモンティーが不味すぎて一口も飲めませんでした。どこかカレーっっぽいような腐卵臭のするような粉が入っていて、これが不味さの原因。今まで飲んだものの中で一番不味かったです。作ってくれたものを飲まないのは申し訳ないが、耐えられない不味さでほぼ飲まずに返しました。

インド人は食べ物や飲み物を不味くするために努力しているのではないかと疑うほどです。

ボートからガンガーアールティ(プージャ)を観覧

火葬場から歩いて帰っている途中には、「ボート??」と何度も声をかけられた。乗るつもりではなかったが、なんとなく乗ってみました。一人100ルピー

よくわからずにボートに乗ったが、川に向かって行われるガンガーアールティを見るためのボートでした。ガンガーアールティ(プージャ)というのはヒンズー教の神への礼拝の一つなのだそう。バラナシでは毎日行われています。

ボートはガンジス川沿いの中で一番人が集まる広場の前に泊まりました。そこには他の船もたくさん集まっていて、100隻くらい。そして、ガンガーアールティが始まりました。陸上の広場にも大量の人が集まっているし、目の前の水上にも大量の船みたことのない景色です。

曲のサビに差し掛かると「ハーラーハーラー!!!」とみんなが叫んでいます。手拍子で楽しい雰囲気です。

ボートで隣の席だったインド人と仲良くなりました。彼曰く、100ルピーはインド人価格と同じらしい。とても嬉しかったです。観光客を狙った悪質なインド人についさっきまでお金を強要されていたのだから。

観光客向けに悪さを企むインド人は多いが、バラナシに観光に来ているインド人はとても優しい人が多いです。いろんなことを話したり、写真を撮ったりしました。

インド人は地鶏が大好きなようです。一緒に自撮りしてと頼まれることがめちゃくちゃ多く、少しめんどくさいくらいにフレンドリーです。

対岸へ沐浴しに行く

せっかくガンジス川に来たのだから、沐浴せずにはいられない。

人が住んでいる側の岸は生活で汚れているから、対岸に行くことにしました。

ボートを漕いでくれる人たちに値段を聞きながら、相場を知りつつ値段の安いボート漕ぎを探して歩いていると、生活してる側のガンジス川で顔を突っ込みながら泳いで遊んでいる日本人女子たちを発見。どう汚れていのかわからない川に顔まで入れるのは流石に怖いが、そんなことを気にしないで沐浴を楽しむ日本人女性たちには度肝を抜かれた

「入らないんですか?w」と笑顔で話しかけられ、入るわコンチキショー!!と思います。それでも顔まで突っ込むのは流石に怖いです。日本人女性たちが汚染だ病気だなんの気にせずに沐浴を楽しんでいる姿を見て、尊敬するし、羨ましくすらありました。

結局、対岸までの往復と対岸での1時間の遊ぶ時間で800ルピーのボート漕ぎに頼むことにしました。

対岸について、いざ沐浴。

水はそこそこ綺麗で、「江戸川とかより綺麗かもしれん」というのが同行者の感想。自分も頭まで入っても大丈夫そうなくらい綺麗な川だな、と感じたが、念には念のためにやめておきました。

帰国して少し経ちますが、今のところ体調不良にはなっていません。

対岸を少し歩いて、インド人んがいっぱい泳いでいるところに行きました。

そこにはラクダがいっぱい。

インド人たちはまるでプールで遊ぶみたいに、頭を突っ込むことは全く気にしていないようでした。頭まで突っ込んで遊びたかったが、グッと堪えてやめておきました。

生活側の岸と対岸で沐浴している人を見て感じたのは、はしゃぎながら遊んでいる人が多いこと。

修行僧とかは厳かな感じでも沐浴するのかもしれないが、そうでない一般人は違うのかもしれない。

沐浴はもっと神聖なものだと勝手に思っていたが、フランクなものなのかも!

マクドナルドへ

インドに来てからの食事は、肉が全くなくて、食欲が湧くような食べ物はゼロ。耐えきれなくなって、マクドナルドに行くことに。少し遠かったが歩いて行くことにしました。

歩いている途中に靴ばっかりを売っている道がありました。ホテルの近くにある服ばっかりを売ってる道やこの靴ばっかりを売っている道があって、不思議です。もうちょっとうまく分散させたほうが便利だし、競合減って良かったりしないでしょうか。

マクドナルドはバーガーは日本と同じくらいのサイズだが、ポテトの量は極端に少なかったです。

ちゃんと食欲が沸いて最高に美味しかったです

日本との違いとしては、ベジとノンベジが一目でわかる表示があることです。25パーセントがベジタリアンらしいです。表示するのも納得です。

インドのまちにいる人は基本的にめちゃくちゃ痩せています。それでもたまに太った女性がいます。バラナシの街で見かける食事の内容的に多くの人が痩せているのはなんとなく想像がつきますが、どうしてあんなに太っている人がいるのかと不思議でした。。

マクドナルドの店内には、太った女性が多かったです。太っている人が街中にいた理由が納得できました。

陸上からガンガーアールティを観覧

前回は船の上からガンガーアールティを観覧しましたが、今回は陸上から観覧してみることにしました。

ホテルの近くに戻り、ガンガーアールティが行われる広場に向かいました。水上には大量のボートが集まっていたのと同様に、陸上にも大量の人が集まっていました。船の上にはインド人が多かったですが、陸上にはインド国外からの観光客が多かったです。広場の近くにはいいホテルがあて、おそらくそこに観光客が多く泊まっているのでしょう。

バラモンの目の前には席が設けられていて、そこにいる国外からの旅行客が、ガンガーアールティに使う道具に着火していました。もしかすると、お金を多く払った特別席のような場所で、特別な体験ができるプランとかでしょうか。そういうツアーとかがるんでしょうか。

陸上からは、儀式を行う五人のバラモン(礼拝僧)を近くから観れました。

バラモンたちはまるでアイドルグループ。というのも思っていたよりも若くてかっこよかったし、とても長い礼拝のダンスの振り付けが完璧に揃っていたし、音楽が爆音で流れる中で水上と陸上の四方八方をお客さんに囲まれていたからだ。

宗教儀式ではあるけれど、厳かな感じではなくて、楽しいお祭りのような雰囲気です。手拍子をしたり、サビで声を合わせて叫んだり。日本の夏祭りのような雰囲気でもありました。。

沐浴といいこのガンガーアールティといい、想像していたのと少し違いました。楽しそうな感じですね。

ホーリーの前夜祭が始まる

ガンガールティを見終わった後に、もう一度ゆっくりと火葬場を見に行きました。

見終わってガンガールティが行われていた広場の方に戻ると、踊り狂う集団。

ホーリーの前夜祭がはじまっていました。スピーカーで爆音が流れ、みんなノリノリ。観光客である我々は周りのインド人と違う見た目をしているからだろうか、「こっちこいよ!!」という感じに手を引かれ気づいたら踊りの輪の中に。

「ハッピーホーリー!」の掛け声で、首元に色粉をかけ合います。しっかりとカラフルになりました。

みんなノリノリで狂気じみていました。自分も音楽にノって踊ってそこそこに楽しんだけれど、ずっといるのは怖くなりました。深夜までいることはなくすぐに部屋に帰りました。ホテルから聞こえる爆音の音楽は夜遅くまで続きました。

ホーリー当日

ホーリー当日は汚れてもいい服で参加しました。日本から持ってきてただの白シャツに、インドで購入した麻のズボン。

ウキウキの気分でホテルを出発。しかし、朝早すぎたのか誰も色粉で汚れていませんでした。

8:30頃からだんだんと色粉をかけられるようになりました。でもこの時間帯は、洋服が全く汚れていない人も多いです。

大人は基本的に丁寧に粉をかけてくれることが多かったです。「ハッピーホーリー!!」と言いながら首から頬っぺたに撫でるようにして色粉を付け合います。

地元の子供たちには要注意です。高い建物から色水を投げてくる少年少女たち、小道で待ち構えるようにして曲がった途端に色水を投げてくる少年少女たち、バケツいっぱいの水を頭の上からぶっかけてくる少年少女たち。

小道は特に危険です。待ち伏せして攻撃されます。全方位紫に染まった場所では待ち伏せされていることを分かりながらも進むしかありません。そんな道では必ず大量の色水や粉をかけられます。逃げることなどできないのです。

(写真1,2は建物の上から色水で狙撃される広場 写真3は小道でバケツを持って待ち構える少年 写真4は小道で待ち構えて色水を全力投球してくる少年)

インド人たちは自撮りがとても大好きなみたいです。私たち日本人の見た目が珍しいというのもありますが、数えきれないほど自撮りを誘われました。「selfy?」と何度声をかけられたことか。

広場では男たちが爆音にノりながら踊りまくっています。基本的に踊っているのは男ばっかりです。着ていた洋服を木の枝に投げつけて、上裸で踊っている人もいました。

偶然、女性だけが集まって踊っている場面に遭遇しました。サリーを身に纏いながら柔らかく踊っていて、綺麗でした。

顔面が銀色でテカテカな人とか、アノニマスのガイフォークスマスクをつけている人とかは、素性がわからなくてめちゃくちゃ怖かったです。

8:30頃にスタートしましたが、12:00頃には疲れ切りました。ここで切り上げてホテルに帰りました。その後18:00頃に再び外出しましたが、その頃には色遊びは終わってました。

顔は肌の色が見える場所が全くないほどに粉をかけられ、洋服を着ているのにも関わらず胸や足まで汚れていました。シャワーを浴びていくら洗っても完全には色が落ちませんでした。

翌日に帰国しました。

街には犬が無防備に寝ている 牛がそこら辺にいる

バラナシには、犬がそこら辺に寝ていました。とても無防備に寝ています。すぐ近くを通っても全く起きません。一瞬死んでいるのか、疑うくらいに脱力してリラックスして寝ています。

見かけた犬の見た目は全て全く同じで、犬種はパリアだそう。

インドは狂犬病の死亡者が世界で最も多いそうで、噛まれたくありません。パリア犬は近くを通っても気づかないくらいで、噛み付くそぶりは全く見せてきませんでした。(犬は道端で寝ていることが多かった)ただ、それでも、こちらに向かって歩いてくる時とかは怖かったです。

犬の他にも、街中には普通に牛がいます。細い道に座っっていました。牛は神聖な動物。

そうは言っても、本当になんでもないただの細い道にいたり、ハエがたかっていたりして、思っていた「神聖」とはイメージが違いました。

ガンジス川の対岸にはラクダもいましたし、ガンジスの中には、水牛がいました。

日本にいると絶対に街中で見かけることのない動物が目の前にいるのは面白かったです。

お金をせがんでくる人がたくさん

バラナシの街中には、足が不自由な人や子を抱えた貧しい母親、ペンを売ろうとしてくる子供などがいました。そういう人はお金をくれるようにねだってきます。いわゆる「物乞い」

日本にもホームレスはいますが、積極的にお金をもらおうとして手を伸ばしてくるホームレスはいない気がします。

握手をするふりをして、マッサージだと言ってお金を要求する人とかもいました。このやり方は汚いですね。

他にも、商店では小学生くらいの子供が働いています。「高いからまけて」と伝えると立派に交渉に応じてくれます。

日本の小学生に、小学生だった自分にこんなことができるでしょうか。

幼稚園くらいの小学生が、ペンを買わせようとしてくるのには心打たれました。

店の小学生も、ペンを売る小学生も立派です

大麻が身近にある

バラナシは大麻が合法だそう。

街を歩いていると、「チョコ?」と聞かれ意味が分かりませんでしたが、どうやら大麻の隠語。

他にも、休んでいるとテンションの高い人に話しかけられ、何が何だかわからずにいると現地で装飾品を打っている女性が、悪いことはやめてと言うかのように大麻の売人を追い払ってくれました。

細くて暗い道を歩いているときに、よく見ると草のようなもののやりとりをしている人もいました。

大麻ラッシーなんても売られていて、洋服屋さんで「大麻ラッシーはもう飲んだ?」なんて声をかけられました。

大麻がこんなに身近にあるのは、日本では考えられないことで、驚きました。

もちろん、吸わないでおきました。

まとめ

バラナシへの旅行でした。

クラクションの絶えることのない道、火葬場で目の前んで燃える死体、大量の人が集まるガンガーアールティ、ガンジス川での沐浴、動物、物乞い、大麻。

日本では味わえない体験をすることができ、とても楽しかったです。同時にいろんなことを考えるきっかけにもなります。

非日常異世界といったところでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました