ニノイアキノ国際空港での乗り換え(トランジット)のタクシー移動でぼったくらっれた失敗談を共有します。
ニノイアキノ国際空港での乗り換えが急遽必要に!
今回は旅の失敗談です。
3月下旬に海外旅行に行きました。この時期は移動の多い時期で、飛行機は満席。なんやかんやあって、中継地の香港から日本に帰ることができなくなってしまいました。
格安航空券のサイトでなんとこチケットを探し出し、香港→マニラ→羽田の乗り換えを使って羽田を目指すことが急遽決定。
ここで大問題発生!!
香港→マニラの移動ではニノイ・アキノ空港のターミナル3に到着し、マニラ→羽田の移動ではニノイ・アキノ空港のターミナル1からの出発でした。
つまり、ターミナル3→ターミナル1の移動が必要。
ターミナル3に到着→入国手続きと預けた荷物の受け取り→ターミナル移動→チェックイン→出国手続き
それなのに、乗り換えの猶予は2時間30分。手荷物を預ける時間の限度が出発の1時間前。
つまり、到着してから1時間30分以内に、
- 荷物の受け取り
- 入国審査
- T3→T1の移動
を済ませなければいけない状況に陥ったのです。乗り換えを失敗すればフィリピンにて帰国困難に。追加で高いお金を払ってチケットを購入しなければいけなくなります。絶体絶命のピンチ!
なんとしても、短時間の乗り換えを成功させなければ!!!
余裕がなさすぎたので、香港を出発する前にニノイアキノ国際空港の乗り換えの情報を集めます。
ニノイアキノ国際空港の乗り換えの情報
ネットで急いで調べて判明したことは以下の通り。
- 入国と出国にはetravelというオンラインの入国申請が必要。
- 日本国籍であれば商用観光目的ならビザ不要。乗り換えも同様。
- T3→T1の移動は主に2種類でタクシーまたは無料シャトルバス。徒歩は不可
- 無料シャトルバスは30分毎に運行し移動時間はサイトによってまちまち。15分〜1時間との情報
- 無料シャトルバスは遅延はよくあるとの情報
- タクシーは渋滞に巻き込まれて時間がかかることも、数十分との情報
やはりどう考えても時間が足りない。
減らせる時間を考えます。まずは預けた荷物が出てくるまでの時間の短縮を狙います。香港のカウンターにて乗り換え時間が少ないこと、手荷物が早く出てくるようにしてほしいことを伝えます。
しかし、カウンターのお姉さんからは「乗り換え時間は2時間30分あってenoughだよ。」と伝えられます。
enoughなのか!やった!、、、けどやっぱり時間足りなくね?
結局、手荷物が優先的に出てくるような手続きはしてもらえず🥺
仕方がない。自分にできる限りの準備をして乗り継ぎに挑もう。
- etravelの登録
- ターミナル3で入国してから、シャトルバスの停留所までの経路確認
アプリを入れて案内の通りにetravelを登録し、ネット上の情報を漁って経路を確認しました。「Terminal Transfer Bus」の標識に従って歩けば良いことを確認しました。
乗り換え成功を祈る
残された自分にできることは祈るのみ。
- 搭乗がスムーズにすんで遅延なく香港を出発すること
- 風とかの影響で到着が早まること
- 到着してから飛行機を降りるまでが早いこと
- 駐機場と入国審査の場所が近いこと
- 入国審査に並ばずにスパっと入国できること
- 手荷物がすぐに出てくること
- シャトルバスが遅延しないかつ速く移動してくれること
ざっとこれだけのことに願いを込めました。全ては帰国して自分の部屋でリラックスするため。そして日本での予定をブッチしないため。
果たして結果は!
では実際どうなったのか確認していきましょう。
- 搭乗がスムーズにすんで遅延なく香港を出発すること→OK
- 風とかの影響で到着が早まること→ほぼ定刻通りに到着
- 到着してから飛行機を降りるまでが早いこと→普通くらい
- 駐機場と入国審査の場所が近いこと→普通くらい
- 入国審査に並ばずにスパっと入国できること→ほぼ並ばずパスポートを渡してすぐ入国
準備していたetravelはQRコードをかざすことを求められたりはしませんでした。パスポートの番号から登録されていることが確認できるのだろうか。
ここまではほぼ完璧です。あとは、荷物が出てきてバスに乗って遅れずに移動できれば、、、
ここで問題発生。手荷物がなかなか出てきません。最悪の場合には手荷物を受け取ることを諦めて体と機内持ち込みの小さいバックだけで羽田に向かう決意まではできています。
ただ、もうすぐで出てくるかもしれないと思うと、その決断はできずに時間ばかりが過ぎていきます。
なかなか出てこない。。。
長いこと待ってやっと、キャリーケースが出てきました。税関は特に列がなくただ通り過ぎるだけでOKでした。
確認したように「Terminal Transfer Bus」の標識に従って停留所までダッシュ!!
到着してバスの保安検査を受けました。
大ハプニング発生
が、ここで悲劇が!!!
空港職員のような服を着たスタッフからバスはもう出発したことを伝えられるのです。絶望しました。
ところがここでタクシーで連れて行ってあげると言われます。タクシーで15分だよと伝えてくれます。
オーマイガー!!バス入ってしまったのか、、けど、タクシーなら間に合うのか!しかも案内までしてくれるなんて!優しい!!
ニノイ・アキノ空港はターミナル移動に失敗する人が多いからこういう対応もしてくれるのかな。優しい😭😭
空港スタッフのような服を着た男は、一緒に走ってタクシー乗り場まで走ってくれて、トランシーバーでタクシーの人と連絡をとってくれたいます。優しい、優しすぎる😭😭
そして、タクシーに乗車
がここで、見落としていたことが。入国してダッシュでバスの停留所まで移動しただけで、まだフィリピンの通貨に換金していません。というか、換金しなきゃいけないことなんて全く考えていませんでした。タクシーの中を見渡してもクレジットカードを使えそうな機械はありません。
しまった!
「運転手にカード使える?」と聞くと、NO
「ペソに換金していないから円で払ってもいい?」と聞くと、ボスを呼んで確認してくれました。
ボスは円で払うことを了承してくれて、お釣りはもらえないのは当たり前だが、感謝の気持ちも添えて多めに渡そうと思って、1000円札を渡しました。
が、しかしボスは「足りない」と言います。
そこで、1000円札に加えて、財布にたまたまあった20香港ドル札も渡しました。20香港ドルは約400円。これで1,400円くらいを払ったことになります。
が、しかしボスは「足りない」と言います。
ボスは財布の中のお札に目を通して、「1万円札じゃなきゃダメだ」と言ってきます。
いくらなんでも流石に高すぎるので、1400円分のお札が十分に高いことを伝えますが、聞き入れてもらえません。
要は、ボスは適した分のお金をもらおうとは考えてなく、より大きい金額を手に入れようと考えているだけなのでしょう。一万円札がどれくらいの価値のあるものかなんて考えているわけがありません。
日本円とフィリピンペソの換金レートを調べようと思っても、空港の外で無料Wi-Fiが使えないので調べられません。乗り換えだけのつもりでSIMカードの購入ももちろんしていません。
お金を多く取ろうとしていることは瞬時に理解できました。普段の自分なら「高すぎるからNO」と伝えて他の良心的なタクシーを探すでしょう。
しかし、その時の自分には余裕がありません。バスは行ってしまってタクシーに乗らなきゃマニラから脱出できなくなる。他のタクシーは見つからないかもしれない。見つけるのに時間がかかってしまって手荷物の預け時間に間に合わなくなるかもしれない。タクシーを配車アプリを使って呼ぶにしてもネットが使えない!!
悩みに悩んだ自分は、一万円じゃなきゃダメだと強く言い張るボスの圧力に負け、納得しないながらも一万円札を手渡すことに。
移動中のタクシーで運転手に「俺は○◯くらいもらったけどいくらくらい払ったの?」と聞かれました。(怒りのあまり○○の具体的な数字は覚えていません)きっと大半をボスが中抜きして、運転手に渡ったのは少額です。
怒りが抑えられない私は「話してないでで運転しろ。超高額払ったんだから間に合わせろよ。」という内容を伝えます。
一万円があればどんなことができるのか、を考えると怒りがおさまりません。ボスに言い負かされて渡してしまった自分が許せないと共に、法外に高い金額を払わせてきたことに苛立ちます。
結局、本当に15分くらいで到着し手荷物を預ける時間に間に合い、無事羽田に帰ることができました。
タクシー配車アプリ「grab」を参考すると、T3→T1の移動は300フィリピンペソ(約800円)程度。実に相場の10倍以上の値段を払ってしまいました。
今回の失敗の原因は
- 余裕のない乗り換え時間のチケットを買ってしまった。
- ターミナル間の移動のタクシーについて調べ不足。
教訓にして同じ失敗を繰り返すことのないようにしたいです。
とても高かった勉強代ということにしましょう。
それにしても許せません。悪意に満ちたタクシー業者がいなければ羽田に帰ることができまかったというのも事実ではありますが。
読者の皆さんが似た失敗をしないために
フィリピンに旅行するみなさんがニノイ・アキノ空港でタクシーのぼったくりに遭わないためにできることは
- 出発前にWi-Fiを準備しておく
- 安心できる旅行代理店で飛行機と宿の予約をとる
ことです。ぼったくりにあってお金を失うくらいなら、信頼できるお店に多く払って安心安全な旅を送りましょう!
フィリピン専用のWi-Fi
航空機・ホテル予約はエアトリかTrip.com
タクシーでぼったくられる失敗をしないために、航空機とホテルの予約はしっかりとしましょう。乗り換えで行くとしたら十分な乗り換え時間のある航空券を購入しましょう。ホテルに関しても安心できるホテルを選びましょう。空有効果らホテルの無料送迎や送迎の手配をしてくれるホテルを選ぶと安心です。
オプショナルツアーで日帰りや体験も kkday
フィリピンでの船移動や海での体験ツアー、リラクゼーションの矢浴をすることができます。
空港とホテルの移動の送迎の予約もできて安心です。
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